本日、2026年11月1日、山梨県南アルプス市の小さな木造の聖堂において、初めての聖体礼儀を執り行いました。半年にわたる建築と整備を経て、この場所は、聖体礼儀を通して祈りの家となりました。工事はなお途上にありますが、聖堂の内で奉神礼を捧げることのできる、待ち望んだ日を迎えることができました。これまでお力添えくださった各地の正教徒の皆様に、心より御礼申し上げます。皆様のお名前は、富士山の麓に立つこの聖堂の建立を支えてくださった方々として、これからも祈りのうちに記憶されます。かつて一度も聖体礼儀が捧げられたことのないこの地で、初めてその尊い礼儀を執り行うことができたのは、まことに大きな恵みです。これから幾度の聖体礼儀がこの場所で捧げられるのか、それをご存じなのは神のみです。私たちは、この小さな聖堂が世の終わりに至るまで存続することを願っております。聖体礼儀による聖化の恵みは周囲にも及び、この土地と、ここに暮らす人々、そして隣接する墓地で永遠の眠りについている方々をも祝福します。
この歩みを最後まで成し遂げることができますよう、どうか今後ともお力添えを賜りますようお願い申し上げます。これから、聖堂を照らすシャンデリアと、イコノスタスに掲げる彩色された十字架を、ルーマニアより迎える予定です。また、聖堂の外観と周囲の庭を整える工事も引き続き進めてまいります。一つひとつの仕事を重ねながら、聖堂の成聖と聖宝座の成聖の日へと歩みを進め、来年にはその日を迎えられますよう願っております。
南アルプスのこの小さな聖堂の守護聖人である、死後四日目によみがえった聖なる義人ラザリと、聖なる修道者ディミトリエ・チェル・ノウの祈りによって、慈しみ深い神が、日本のこの小さな楽園の建立と整備にお力を尽くしてくださったすべての方々を祝福してくださいますよう、心よりお祈り申し上げます。














